男性にしかできないたった1つのこと。

 

こんにちは。今日のテーマは少し難しいですが、できるだけ簡単にお話しできるように頑張ります☺︎


突然ですが、赤ちゃんはお母さんのお腹に生を宿した瞬間は実はみんな女の子って知ってましたか?

胎児がお母さんのお腹の中で成長していく過程で、ある時23番目の遺伝子が欠損してできた欠損児が男性として生まれてきます。

これ、出産を経験した方でも意外と知らない方が多かったりします。

何が言いたいというと、本来生物には女の子しか存在しなかったという事です。

ちなみに3000年後に男性が絶滅すると言うのは割と根拠のある有名な話ですよね。

それは男性となる遺伝子(Y染色体)が徐々に短くなってきていて、このペースでいくと3000年後に男性遺伝子は無くなる(消滅する)という計算に基づいたものです。

男性はこの長い地球の歴史の中でほんのひとときだけ生まれて消えていく儚い存在なのです。


そもそも、元々無性生殖をしていた私たち生命体は、自らを分裂させるか、メスは自らのコピー遺伝子を持った卵を生んで増殖ができたためオスは必要なく、繁殖だけを考えれば実は無性生殖のままの方が効率はいいです。

しかし、同じ遺伝子のコピーを無限に生み続けた結果、過酸素や水質悪化、気温上昇でエサが不足するなどの環境悪化が起こり、絶滅を回避するためメスのクローンが集合したものが現在の多細胞生物及び有性生殖(オスメス)の原型となりました。


※話を進める前に、この記事は男女どちらかを卑下する内容のお話ではなく、生命の本質・神秘についての一個人の見解ですのでご理解頂いた上で是非最後まで閲覧下さい。


少し考えてみて頂きたいのですが、

男性にしかできないことって何があると思いますか?

女性にはできなくて、男性にはできること。

 

これ、思いつく限り、無いんです。

 

実はこの質問を男性にしても、ほとんどの人が答えられないのが現実です。

確かに、種を植え付けると言う点では男性にしかできませんが、それも植え付けられる女性がいて生命として誕生しなければ機能としての意味はありません。

ただ、実は1つだけ男性にしかできないことがあるんです。それは読み進めて貰えばわかります。


分かりやすいのは妊娠・出産、それから授乳、赤ちゃんは生後1ヶ月でお母さんは認識できてもまだお父さんは認識できません。

毎月望みもしない激痛と急激なホルモンの変化に耐え、それでも現代の女性は仕事に行き、家事をこなし、おまけに育児までする。

その為、妻は育児に必死、子供は『ママ、ママ』で家庭での役割が分からず自信を喪失してしまう男性も近年よく見受けるように思います。

そこで、ある方のこんな面白い仮説を聞いたんです。


大昔、女がなんでもできちゃうもんだから自分の役割(存在意義)がわからなくなっていじけた男がマンモスを狩って『俺だってできるんだー!』と叫んだという仮説。

これは面白い。

確かに、腹が減っているだけならその時代にもいたバイソンやオオツノシカでも良かった気もするし、一気に大物を仕留めたい気持ちも分かるけど食べるだけにしてはリスクが高すぎるような気もする。

"デカイの持ち帰ってやろう!"というのは一種男の見栄だったと思うと、わざわざ命をかけてマンモスを狩りに行く理由もわかる。

つまり、"肉体的強さ"で男性はその存在意義を主張し始めたという事です。

ちなみにこれは女性ではなく男性が提唱している説です。

そしてその"競争"が、現代の社会を生んだのではないか。


それゆえに男尊女卑などという言葉が生まれてしまったわけだけど、現在は男女平等が多くの国で提唱されています。

しかしこの"男女平等"こそが本来の男女のバランスを崩していることに、実は女性自身も気付いていない。

ここが実は女性もきちんと考えなければいけない大切な問題なのです。


そもそも、体力が必要とされる競争で女性が男性に勝てるわけが無い。いや、なかった、という方が正しいのですが、、。

その証拠にあらゆるスポーツは男女別に競われていて、"男と女には体力差がある"というのは紛れもない事実なのです。

しかし最近では、ピルを飲んで月経を止めてでも体力を維持し、結婚を選ばない自立した女性の社会的成功も増え、その結果何が起こったかというと、社会的能力においても男性は女性に勝てない可能性が見出されてしまったのです。

これは実はかなり深刻な話なのだけどそれは後ほど話すとして、まず私個人の歪んだ感覚でないことを伝える為に、この仮説を提唱していた人が言っていた事を補足しておきますと、

ある一部上場大手企業の採用面接会でこんな話をされたそう。

『本当はね、試験だけで採用すると毎年90%以上採用されるのは女性なんだよ。女性の方が圧倒的に能力が高い。

ただ、女性は産休もあるしお金もかかるからね。だから男女バランス良く採用します。』

と。

そしてさらに私は、次に紹介するマツコデラックスさんのこのお話によって、自分自身の重大な核心に気づくことになります。


『この世界は、男の世界ですよ。男の世界に合わせられる女の人じゃないと、平等には結局ならない。

女の感性のままで勝負しようと思ったら、多分無理だよ。

政治家も大臣とかで投票されたけど、皆スカート履いてるだけで中身男じゃん。

今のこの状態で本当に平等にするためには、今までは(評価基準や給与など)男の人の基準に女の人を合わせる事が"平等"だったじゃん。

女の人が男になろうって無理をせずに、男と同じ権利が与えられる世の中にならないと本当の"平等"にはならない。』


このお話には、かなり一撃放たれたと言いますか、なぜかというと私気付いたのです。

忘れもしない小1の頃からずっと『心を男の子にしなきゃ競争に勝てない!』って思ってたんです、私。

幼稚園までは、あやとりとか塗り絵が好きで、りぼんとかなかよしとか女の子向けの雑誌を読む大人しい子だったんですよ。

だけど小学校に上がるタイミングで新しい環境に突入した時、なぜか無意識に競争を感じていた。引越して一人だけ別の幼稚園から通っていたことも原因かもしれないけれど。

遊び方はいつもサッカーやドッジボール、将棋、コマ、ヨーヨー、ミニ四駆、、、いつもクラスで1番強い誰かと競っていました。

そして大体1番強いのはいつも男の子。だからチャイムが鳴ったら真っ先にボールと運動場の場所取りに走り、休み時間は1対1でボールの投げ合いで競う、みたいな異様な遊び方を毎日男の子相手にしていました。

当時、秀でた運動神経でもてはやされていたリーダー格の男の子を騎馬戦で落とした時はたまらなく嬉しかったし、相手が強ければ強いほど嬉しかった。

かといってスポーティに超短髪にしたりもしなかったし、ロングヘアのどう見ても女の子っぽい女の子でした。

中学に入るとそれが激化し非行に走り、高校からはバイトと音楽活動でいつも無意識に誰かと競争していました。

この辺までの競争心は今思えば可愛いものだったけど、ちょっと女の子にしては異常だったかもしれない。戦う相手はいつも"男性"でした。


それが深刻化したのは大人になってからでした。社会の競争の中で真っ当に戦おうとした、いや実は30代前半の最近まで戦おうとしていたんです。だけどそのうち色々と追いつかなくなってきて。

当然私も、何度も低容量ピルの服用を考えました。

出産願望の有無に関わらず、不妊を受け入れるというのは男性にとっては性器が機能を無くすようなもので、一種生命体としての存在意義をなくしてしまうような感覚に近いものでした。

なので私は2年かけて日頃の食生活の改善や運動を行い、体力的にも精神的にも通常に近いところまでは持っていけるようになりました。

それでもやはり、排卵日から月経終了まで約2週間毎月襲ってくるあの不快感や辛さからは今でも逃げ出したくなる。

毎月毎月、うんざりで。もういよいよピルしかないかな。。。と思った矢先に今度は、社会的成功をおさめている女性のこんな話に出会ったのです。


『わたしの友達のA子ちゃんがね、いつも酔って終電逃したら彼氏に迎えにきてもらって、車乗ったらソッコー寝るの。

それだけじゃなくてね、本当に彼氏に甘えてるの!

でもその彼氏がね、いや確かにムカつきますよ。でも、なんか一方で嬉しいんです、自分でも彼女の役に立ててると思うと存在意義があると思えて。って言うのよ。

その時、最近夫婦関係が上手くいってなかった私はハッとしたの。

うちは私が稼いで旦那がサポートしてくれてるから、私は仕事を無理してストレスを抱えていて、これぐらいやってよ!って旦那に対して思ってしまってた。

旦那は自分の役割がなくていつのまにか自信喪失してしまっていた。

その後旦那と話したらやっぱり、君は一人でも生きていけそうで自分の存在価値が見出せずに卑屈になってしまってた、悪かったって言われたの。』


このお話によって導かれた答えは私にとってとても明白なものでした。

私たちは、まず、男性も女性も双方自分の生物としての弱点を認める必要があるのではないか。

女性の体は正直社会競争には適していないし、男性という生命体は女性に必要とされなければこの地球において存在意義が無い。

これを、無理して私だってできる!と社会の中で女性が競争で男性に牙を向いたり、

男性が俺だってできるんだ!と社会的地位で女性に対して力を見せつけることで、本来あるべき姿はどんどん歪み、お互いが生きにくい世界になっていく。

女性は自分の体力の限界がわからなくなりPMSや精神病、不妊などの深刻化が進み、その結果不安定だメンヘラだと言われ自尊心を無くす一方で、男性は自分の役割や存在意義を実感できず歪んだ思考になり、男女間のコミュニケーションは悪循環に突入する。

だけどそんな世界を作っているのも、紛れもない私たちなのです。


では、本来のあるべき姿とは何なのか。

女性の本来あるべき姿は、有性生殖を円滑に行う為に体を万全の状態にしておくことです。

痛みを押し殺して薬を飲んで月経を止めてまで稼がなければ毎日の生活が苦しいなら、それはあなたがおかしいのではなく社会の構造が自然界と逆方向を向いてるだけです。

それなら毎日忙しくてコンビニで済ませてるそのご飯を、仕事を減らして健康のために自炊する方が本来は適しています。

だけど現実は簡単に仕事をやめたりもできないだろうから、あなたは女性なんだよって自分に声をかけてあげるだけでもいいし、この身体を大切に温めておく事が生命体としての女性の存在意義であることを認め、たった数人の数年後には無関係になるであろう会社の上司に気を遣って無理をする前に、一生付き合っていかないといけない自分の体を大切にする事を優先してください。

なんとかなります、人生。

きついけど場所を選ばなければ共産主義の国もあるから。

一方で男性の本来あるべき姿は、生命繁殖の準備を整えるメスを様々な環境・外敵から守ることです。

冒頭で、男にしかできないことが1つだけあるとお伝えしましたが、それは女性を守る事です。

"男性にしか"できないことはこれしかないのです。


いつからか、家庭に縛り付けられた女性は自分も外で活躍してみたいわ♪なんて夢見るようになったり、好きなことに本気で取り組んでみたい!なんて思い始めた。

逆に外で戦ってきた男性は俺だって専業主夫がいいよ、男だって働きたくないんだよ〜。なんて思い始めて。

それぞれの性質に適さない環境を選択する人が増えた結果、世の中は今大きくバランスを崩しているように思うのです。

双方が本来の姿を取り戻し、女性は社会の中で無理に権威を持とうとしない事。

男性は社会的競争に勝ち、女性を守ること。競う相手は女性ではなく男性であるという事です。

男性が自信を取り戻す為に作り出した競争の世界で女が勝ってしまっては、男性はもう立場も何もあったもんじゃないでしょう。

女性はそこにずかずかと立ち入るべきではないのです。双方が双方の抱えている性質を、リスペクトし合うべきです。

そう考えると共働きが普通になった現代の離婚率50%も、割と納得のいく数字ではありますね。もっと多くてもおかしくないくらい。

これまでは自然環境の方が生命体よりも力を持っていたため、私たち生命体が環境の変化に柔軟に対応していく形で進化を遂げてきましたが、昨今生命体(人間)の知能が異常に発達しすぎて自然環境がそれに追いついて来れなくなっているのではないかと私は推測しています。

それがこの社会の生きにくさや、地球滅亡を匂わす際たる根源なのではないかと。

おそらく地球を生かすも殺すも、もうすでに人間次第、という世界線なのではないだろうか。

そう考えると、私たち人間が本来の姿を取り戻すことこそもっとも世界を穏やかに、平和にしていく方法なのではないかと私は考えているのです。

そしてさらに、日本の経済成長の再起もまた、ここにしかないと思っているのです。


お互いの弱さを認め、お互いに寄りかかりながら命を繋いでいく、これが本来の人間の姿なのかもしれません。

本来はそれぞれに役割があり、生物学的上女性は守られる事で、男性は役に立つことで生命を保てるようにできているそうですよ。

ある一説では、火焔型土器は女性の口(発言や存在)を表し、それを炎として男性や他の存在が守っていた。

いつの時代も女性が男性に大切にされる時代というのは全てのことがうまく行くということの現れを後世に残すために火焔型土器は作られたという一説もあります。

地球やそれを形成する生命体、進化を遂げて生まれたオスとメスの概念にはロマンしかないですね。

実際に私も、体調がきつい時に旦那さんが隣で背中をさすってくれるだけで、とても穏やかで女性らしい気持ちを取り戻すことができます。

女性はその時、愛を持って、優しくしてくれてありがとうと伝えるべきです。

きちんと役割を果たしてくれた男性にしっかりと感謝をすることです。

そして思いっきり甘えて、助けてもらってください。

あなたのことを本当に愛してくれている男性ならきっと、あなたのその感謝の気持ちによって自分の存在価値を改めて噛み締めることができるでしょう。

その時は男性も是非、自分の存在はあなたを守るためにあるのだと、素直に受け入れて伝えてあげてみてください。言葉にできなければ些細な行動で大丈夫です。

そうすればこれまでの関係に必ず変化が訪れると信じています。

 

それでは長くなりましたが今日はこのへんで。

いつもブログを読みに来てくれてありがとうございます。

このお話が幸せで豊かな人生の糧となれば幸いです。


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